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メヘンディーについては何度か書いたので、ここでパキスタンの結婚について詳しくご紹介。難しいので何度も読み返して下さい。 ○呼び方(日本でいったら)〔説明〕の順に記載。 ①マングニー(婚約)〔結婚の約3年~一ヶ月前。男女が指輪の交換をする。このときならまだ婚約解消は可能。〕 ②バラート(対面)〔男女が一緒に会える。親戚結婚などですでに面会済みの場合、省略されることが多い。〕 ③ニカー(契約)〔書類上の結婚。結婚に関する細かい決まりの綴られた用紙を、証人たちの前で、「カブール(認めます)」と3回唱えサインする。この後、契約を破棄するのは困難。〕 ④メヘンディー(祝福の儀式)〔男性も行うが女性が主役のようなもの。女性は黄色い(または緑)服を着る。男女別れてヘンナでメヘンディーを描く。男性は髪に、女性は腕・掌・手の甲・足の甲に。結婚の象徴である。ヘンナの赤い色が濃く出れば出るほど愛されると言われている。〕 ⑤シャーディー(結婚)〔やっと結婚。新郎新婦は黙って見世物のようにじっとしている。お客は食事がメイン。新婦は赤のレンガというドレスを着る(純潔を意味する)。〕 ⑥ルフサティー(初夜)〔ジャーディーの日、メヘンディーの2~3日後に行われることが多い。新郎や新郎側の親戚が新婦の家に集り宴会。新婦は両親にお別れ。その夜新婦は初めて新郎の家に行く。やっと夫婦一緒に住める。〕 ⑦ワリーマ(初夜の報告)〔新婦の家族が新郎の家へ行く。新郎の家で宴会。〕 お家はイルミネーションで飾られ、ドールキーという太鼓を叩いてドンちゃん騒ぎが行われるので、どのおうちがおめでたいのか一目瞭然です。 こんなに面倒くさいパキスタンの結婚。 伝統を感じます。 日本の結婚を説明するときに、 フウ:「婚約や結納は両親と本人たちだけ。結婚式は3時間だけだよ。挙げない人もいるよ。」 パキスタンの友人:「日本は仕事が忙しいからだ。パキスタンは暇だからいつでもお客が集れるんだ。」 うん、まったくその通り。 時間の余裕が文化を存続させているのだね。
by pakfu
| 2006-05-06 19:12
| イスラーム
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