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パキスタン中で、夫々のモスクから、毎日毎日5回ずつ、決して休むことなく忘れることもなく、お祈りの呼びかけ“アザーン”が流れている。 このアザーン、塔に男性が立ち大きな声で呼びかけていたのが始まりと言われている。最近では文明の利器を用い、ほとんどのモスクでは拡声器から声が聞こえる。でも、録音ではなく、必ず生放送だ。 だからちょっとした咳払いや、声が裏返ったり、あまり上手ではなかったり、歌のように美しかったり…いろんなアザーンが聞こえてきてそれも面白い。 普通は女性はモスクに入れないのだが、観光用に入れてもらえるモスクもある。 夕暮れ、落ち着いたモスク内を歩いていると、アザーンが流れ始めた。 それは、数メートル前で男性が、両耳を塞ぎ大きな箱に向かってアザーンを唱えている、まさしくそれだった。
by pakfu
| 2006-11-18 17:08
| イスラーム
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