カテゴリ
全体 イスラーム ラマザーン・断食月 日常生活 映画・音楽 食べ物 乗り物 お店 旅 南部シンド・パンジャーブ 北西辺境州マンセーラ 北方地域フンザ スカルドゥ・シガール ザルザラ・地震 クイズ? 文字 トファー・プレゼント 活動 草の根 住む人へ 日本人 以前の記事
2009年 06月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 フォロー中のブログ
お勧めサイト
<北部シリーズ>
パキスタン人ガイドさんの日本語独り言 メフィルon line 北部旅行に関して丁寧な説明 journal de パキスタン旅行業界 日本語ガイドさんがいて安心 旅行会社コックス&キングス 元ラホールコンピューター隊員/現 障害者関連フィールド調整員 ヌール・カーンさんのページ From Lahore, Pakistan 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
今年のモンスーンは手強い。 簡単には収まってくれない。 フウがパキスタンへ帰国した(7月22日)頃から1日の大半はたらいをひっくり返したような大雨が降っていた。 そして、二日間お日様の見える、蒸し暑いお天気になった。 「ちょっとパキスタンらしくなった。」 と思ったらまた今日は夜明けから大雨。 大昔の遺産"農業用灌漑水路”は発達しているくせに、町や村の排水溝はまったく機能していないんだ。 (隙間や溝に、ゴミでも何でも捨てちゃう民族性にも一因あり!) だから雨が降ると、道路は一斉に大河と化す。 男どもは喜んで外へ出て、水に当たり、友と戯れ、流れを見物する。 ニュースを見た。 洪水で何人か亡くなったようだ。 (この国は暑いといっても死亡者が出て、雨が降っても降らなくても亡くなる人が毎年いる。) テレビカメラを向けられ、膝丈の大河で泳いでみせる若者たち。 (絶対足が地面に付いていますから!) タクシーに乗った。 容赦のない大雨に打たれながら、平気な顔して歩いてるお掃除のおばちゃん。 沐浴したかと思わせるほど、服はピチピチずぶ濡れ。 傘をささない民族性。 「モーサム アッチャー ヘィ」 「良いお天気ですね。」という意味。 雨上がり、暑くもなく寒くもない最近の気候に、近所の門番さんたちがフウに声をかける。 日本なら雲ひとつないお天気の日に遣う言葉。 しかしこちらでは雨の日に遣われる。 環境が違えば常識は変わるもの。 フウも雨が降ると「良かった」と思ってしまうようになった 反面、この雨の季節が終わると、4月末ごろから始まった長い夏が終わってしまうのではないかという寂しさも募ってくる。 パキスタン2回目の夏は最後の夏でもある。
by pakfu
| 2006-08-05 14:22
| 日常生活
|
ファン申請 |
||